現場に入るなら手を抜かない、丁寧な仕事で極限まで妥協しない」をモットーにと語る、リノベーション部門を率いる髙木宏教部長。
話しぶりから伝わる硬骨漢さ、精悍な雰囲気が漂よわせるたたずまいですが、一歩踏み込んでいくと利他の精神がうかがえます。

いちど飲料製造業に勤めましたが、父親の影響で自営業での大工の道へ進んだ髙木部長。10年間大工として自営業を続けハウスメーカ等の業務に携わった後、アイ・コーポレーションと統合しました。

大工であった父親の働いていくことの大変さを目にしていたからこそ、当初は大工の道には行きたくなかったそう。
それでも進んだ大工の道は、やはり生半可なものではなかったようで、一年目冬の時期に行った建前の現場では、忙しく他の職人さんもかまっていられない建前業務では何をしてよいのかも分からず、見よう見まねで作業を進めたことなど、とても苦労したそうです。

アイ・コーポレーションの業務では、リフォームを中心とした建築の事業に加え、空き家・空き土地の有効活用という社会問題を原点に、コンテナを軸に据えた「コンテナハウス」事業などを行っています。
さらに、新築やアフターフォローの強化なども図っていきたいと、これからの未来をしっかり見つめています。

住宅のリフォームを行った際、うれしそうな表情でお客様から「こんなに良くなるなんて思ってもいなかった」と言われた時が感慨。こんなにもやりがいのある仕事なのかと心底感じたとのこと。お客様の言葉が達成感・モチベーションにつながると笑顔で語ってくれました。

細かなところまでこだわる、精緻を極めた絶対に譲れない、そんな髙木部長の骨幹は今まで歩んでき大工道の賜物だと感じさせてくれます。

アグレッシブな面を持ちつつ利他の精神、先見性を兼ね備え今日も現場を駆けるリーダーです。